クールベとルソー、他に7人の画家たちが写っている写真を物語る



― 序 ―


19世紀後半に撮られた写真に写っている人物たちの査定の過程を追った物語の第2弾です。

前サイト「写真:ミレーと6人の画家たち」の公開から1年後、それに続く「写真:クールベと8人の画家たち」の公開です。

 「一葉目の写真」は初めてのホームページで、査定する写真の人物だけではなく、周辺の人物、作品、挿話、個人的嗜好で版画や絵葉書も多用し、加えて、門外漢な写真の歴史にまで言及してしまい、かなり饒舌で、重たいものになってしまったと反省しています。
 前サイトの反響は判りませんが、「二葉目の写真」の公開に踏み切った理由は、写っている人物たちの相互関係が明らかで、2つのサイトを通して19世紀後半のパリの美術界が浮かび上がり、閲覧者にとっても、二葉の写真を並べることで、より興味深いものになるだろうと思うからです。手前味噌ですが、人物査定もより確かなものと感じてもらえるのではないかと思っています。2回目なので、前回の反省を生かし、かなり読みやすいものになっていると思いますので、推理を楽しみながら見てください。
 推理と言えば、この「二葉の写真」が何故手に入ったのかも、興味ある問題ですが、写真に写っている人物の推理とは別の問題になる気がします。 先ずは、このサイトをごゆっくりお楽しみください。





まず原寸の写真の掲載から


原寸の二葉目の写真

かなり写真が劣化し、画像がが薄くなっていますが、じっくり眺めてください。

顔見知りの人物がいるでしょうか?


序ですので、このページはこれで終了。タイトルがヒントになっています。テオドール・ルソーとギュスターブ・クールベが写っていますが、どの人物か、見当が付いたでしょうか? 当然、ルソーの没する1867年以前に撮られた写真ということになり、そんな所を手掛かりに、他の画家たちを探してみてください。





興味が湧いたら、次のページへ
(興味をそそるため次ページに修正写真が掲載してあることお知らせします。)


或いははじめへ
 
その前に、前サイトが見たければ、「写真:ミレーと6人の画家たち」へ



自分が所有してない画像を扱う場合、やはり、何らかの形で、断り書きをする必要があるように思うので、最後に「あとがき」に書きました。このサイトに掲載された画像等に関して、営利を目的にした二次利用などは控えて頂きたいと思います。